条件に合うデータの個数をかぞえる


COUNTIFS関数のように条件を指定し、それに合致したデータの個数を取得したい場合は次のコードを使用します。

機能.集計.条件付きカウント(ワークシート As Worksheet, 条件_列1 As Integer, 条件1, Optional 条件_列2 = 0, Optional 条件2, Optional 条件_列3 = 0, Optional 条件3)


このコードには七つの引数が必要です。

1,ワークシート As Worksheet
  値を合計するワークシート名をここで指定します。

2,条件_列1 As Integer
  条件を参照する列をここで指定します。

3,条件1
  条件をここで指定します。

4,Optional 条件_列2 = 0
  二つ目の条件を参照する列をここで指定します。この引数は省略可能です。

5,Optional 条件2
  二つ目の条件をここで指定します。この引数は省略可能です。

6,Optional 条件_列3 = 0
  三つ目の条件を参照する列をここで指定します。この引数は省略可能です。

7,Optional 条件3
  三つ目の条件をここで指定します。この引数は省略可能です。


例えば、「顧客」シートのD列に金額、E列に入金ステータス、F列に支払い方法が入力されているとして、金額が10万円以上のデータの数を求めたい場合は以下のように記述します。

Dim 高額入金済み企業数
高額入金済み企業数 = 機能.集計.条件付きカウント(Worksheets(“顧客”), 4, “>=100000”)

さらに、金額が10万円以上かつ入金ステータスが入金済になっているデータの数を求めたい場合は以下のように記述します。

Dim 高額入金済み企業数
高額入金済み企業数 = 機能.集計.条件付きカウント(Worksheets(“顧客”), 4, “>=100000″, 5,”入金済”)

と記述します。
このコードでは条件を三つまで指定することができます。