IF文の書き方


条件分岐、IF構文について説明します。

If 条件式 Then
 処理パターン1
Else
 処理パターン2
End If

上記が最も基本的なIF構文になります。
この構文は条件式が正しい場合と、そうでない場合で異なる処理をさせることができます。

IF文の流れ


条件式の書き方は以下の通りです。
条件は数字だけではなく、文字も使用可能です。

A > B : AがBより大きい
A >= B : AがB以上
A = B : AがBと等しい
A <= B : AがB以下
A < B : AがB未満
A <> B : AがBと等しくない


たとえば、A1セルの値が100のときはB1セルに〇、100でないときはB1セルに×と入れたい場合は以下のように記述します。

If Cells(1,1) = 100 Then
 Cells(1,2) = “〇”
Else
 Cells(1,2) = “×”
End If


また、IF構文は以下のように様々な書き方ができます。

‘正しくなかった場合の処理をしない場合は「Else」を省略可能
If 条件式A Then
 条件式Aが正しい時の処理
End If

‘複数条件を付ける
If 条件式A Then
 条件式Aが正しい時の処理
ElseIf 条件式B Then
 条件式Aは正しくないが条件式Bは正しい場合の処理
Else
 条件式Aも条件式Bも正しくない場合の処理
End If

‘全ての条件式が正しい場合のみ処理をする
If 条件式A And 条件式B Then
 条件式Aと条件式Bが両方とも正しい場合の処理
End If

‘どれか一つの条件式が正しい場合に処理をする
If 条件式A Or 条件式B Then
 条件式Aか条件式Bのどちらかが正しい場合の処理
End If