SUMIFS関数のように条件を指定し、それに合致したデータの合計値を取得したい場合は次のコードを使用します。
機能.集計.条件付き合計(ワークシート As Worksheet, 合計対象列 As Integer, 条件_列1 As Integer, 条件1, Optional 条件_列2 = 0, Optional 条件2, Optional 条件_列3 = 0, Optional 条件3)
このコードには八つの引数が必要です。
１，ワークシート As Worksheet
値を合計するワークシート名をここで指定します。
２，合計対象列 As Integer
合計する数値が入っている列をここで指定します。
３，条件_列1 As Integer
条件を参照する列をここで指定します。
４，条件1
条件をここで指定します。
５， Optional 条件_列2 = 0
二つ目の条件を参照する列をここで指定します。この引数は省略可能です。
６， Optional 条件2
二つ目の条件をここで指定します。この引数は省略可能です。
７，Optional 条件_列3 = 0
三つ目の条件を参照する列をここで指定します。この引数は省略可能です。
８，Optional 条件3
三つ目の条件をここで指定します。この引数は省略可能です。
例えば、「顧客」シートのD列に金額、E列に入金ステータス、F列に支払い方法が入力されているとして、入金ステータスが入金済みの金額を合計したい場合は以下のように記述します。
Dim 入金済み合計
入金済み合計 = 機能.集計.条件付き合計(Worksheets(“顧客”), 4, 5, “入金済み”)
さらに支払い方法が手形のものという条件を付けた合計を求めたい場合は、
Dim 入金済み合計
入金済み合計 = 機能.集計.条件付き合計(Worksheets(“顧客”), 4, 5, “入金済み”, 6, “手形”)
と記述します。 このコードでは条件を三つまで指定することができます。
