便利道具には、
1. 最終列取得
2. S_範囲指定_四角
3. C_コピペ
というように、機能名の前にC_かS_がついている物、なにもついていない物の三種類があります。これらは、
1. なにもなければ変数に入れる。
2. S_であればオブジェクト変数に入れる。(=頭に”Set”を付ける)
3. C_であればその機能はCallで呼び出す。(=頭に”Call”を付ける)
という使い方を示す目印となっています。
それでは具体的な例を見ていきましょう。
(各機能の詳細はそれぞれのページで確認してください)
1. 最終行取得の機能(なにもついていない物)
「データ」シートのA列の最終行を取得したい場合、以下のように記述します。
Dim 最終行
最終行 = 機能.検索.最終行取得(Sheets(“データ”), 1)
2. S_範囲指定_四角の機能(S_がついている物)
「データ」シートのA列、B列を取得したい場合は以下のように記述します。(A列の最終行は上で取得した変数を使用します)
※注意※S_がついているものは「オブジェクト変数」に入れる必要があります。「オブジェクト変数」についてはこちらをご覧ください。
Dim コピー範囲 As Range
Set コピー範囲 = 機能.範囲.S_範囲指定_四角(Cells(1, 1), Cells(最終行, 2))
3. C_コピペの機能(C_がついている物)
Call 機能.範囲.C_コピペ(コピー範囲, Sheets(“貼付先”).Cells(1, 1), 値貼付)
以下の図のような緑色のアイコンは、それが選択項目の最後を表しています。
そのためこの選択肢を選んだら、次は「(」と入力して引数の記述をしましょう。
